今回はいつもと趣向を変えて、哲学的な投げかけをしてみます。
学生にもお話しした内容です。
とある山の中に山鳥たちの集団が暮らしていました。
その山鳥たちの中には数羽の水鳥もいました。
鳥達はごく稀に、山中のため池に潜る必要があるからです。
でもその数羽の水鳥たちはいつも不満で仕方ありませんでした。
山鳥たちは水面に浮くことも潜ることも、ましてや水を弾く立派な羽毛も持っていないのに、いつも水鳥をバカにするからです。
山で必要なものは、木々の間をすり抜けて飛ぶ鋭い翼、木の枝にとまる爪の付いた足指、獲物や木の実を見つけるよく見える目。
残念ながら水鳥には持っていないモノばかりでした。
仕方なく、水鳥たちはいつも山鳥に餌を分けてもらうしかありませんでした。
では、水鳥は本当に山鳥にバカにされるように劣っているのでしょうか。
その集団が大きな湖畔や海岸近くに住んでいたらどうでしょうか。
当然立場は逆転するでしょう。
そのことに気付かない、もしくは気付かないふりをして、今日も水鳥たちはモヤモヤと過ごすのです。
水鳥は水場へ、山鳥は森へ。
チグハグですと、能力が発揮されないばかりか評価されないのではと思います。
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