哲学的なお話をもう一つ。
ものづくりとは農耕に似ていると思っています。
一つの品物・品質・仕組みを作っていく場合、まず土を改良し、種をまき、水や肥料、日照を調整しながら風雨や病気、害虫から守り、数か月後にようやく実がなり収穫をしてようやく食べるという実利を得ることが出来ます。
ですので日々の活動の積み重ねにより、得られる結果は数か月から数年後となります。
ところがすぐにでも実を収穫できる民も存在します。
そうです、狩猟の民です。
彼らは獲物や穀物をありかを探し、獲りに行けばいいのです。
もちろんそれはそれで簡単ではありません。
そこには多くの争いが待ち構えているからです。
ですが、農耕の民の”育てる”という行為と、狩猟の民の”獲りに行く”という行為は根本的に取組み方の違いがあると思うのです。
狩猟の民が農耕の民に狩猟感覚で指示を出してしまうと、大きな意識のずれが起こります。
その逆もしかり。
狩猟の感覚では作物は育たないし、農耕の感覚では機を逸してしまう。
前回の水鳥の話しと絡め、よくよく考えていかねばと思います。
(話が重すぎですね (^_^;)スミマセン)
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