※写真掲載許可いただいてます
本日の実習ではCAMを使った穴明け加工をやりました。
、、、その前に皆さん、穴径や深さの公差は? (キョトン)
・・・ と言う事で、取り付け部品のベアリングを思い出しながら穴公差を記入してもらいました。
まだまだ三面図まで手が回らないようで、圧入公差はこちらで指示して、いざCAM作業です。
hyper millでの穴明けが確実なのですが、モデルによっては操作が複雑になり過ぎるので、とっても簡単なone cncでの穴作業を指導しました。
ここでも、ネジ一つ設計段階から標準を意識してもらう必要性を指導しまして、その標準穴をCAMでフィーチャ穴登録。
あとは作業フレーム(平面)を意識しながらクリック、ポン・ポンで穴明けプログラム完了! らくちんですね♪
圧入穴に関しては工具径補正が本来必要ですが、A7075なので経験値でとりあえず加工。
公差内で出てしまいました。 (汗)
それでも深さや速度、工具長などで狙い通りにならないことを説明し、次回以降、それを体験してもらいます。
今回の部品はモデリングでの不良もあり完成品としては使えませんが、思いのほか簡単に出来ていくのは体験できたのではないでしょうか。
①穴工程を設計段階で何パターンかに決める → ②それをCAMに落とし込む → ③なるべく簡単に出力できるようにCAM操作を簡素化する → ④手順を決める(手順書作成)
弊社でのCAMオペレータとは②が出来るようになることです。
次回も頑張ってまいりましょう!
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